復興願うアートタイル展 陸前高田、壁画に福島県2人の作品採用

 
塩沢さんの作品をプリントしたアートタイル

 「東日本大震災復興祈念アートタイル壁画展~KIZUNA~」は5月21日、岩手県陸前高田市の市コミュニティホールで開かれた。本県の2人を含め、国内外で活躍するアーティストらの作品によるアートタイル壁画がお披露目された。国際総合芸術交流協会の主催。

 本県から参加したのは、福島市で手作りネクタイと染色教室を主宰する塩沢清子さんと、郡山市の写真家渡辺清さん。塩沢さんの染色ネクタイ作品「花吹雪」と、小名浜マリンブリッジ(いわき市)と太陽を撮影した渡辺さんの作品「ともしび」が採用された。

 塩沢さんは「多くの人たちに足を運んでもらい、作品を見て明るい気持ちになってくれたらうれしい」と作品に込めた思いを話し、渡辺さんは「震災をきっかけに活動を続けてきた。作品を通して癒やしを感じてほしい」とコメントした。

 壁画は、震災で甚大な被害を受けた陸前高田市の復興を願う人たちの絆を象徴するモニュメントとして制作。国内やシンガポールの芸術家、地元の学生らの作品232点をプリントしたタイルを組み合わせ、壁画作品に仕上げた。同ホールの外壁に埋め込まれ、常時公開している。時間は午前9時~午後9時(利用者がいない場合は同6時)。

220602nk-topic6.jpg                             渡辺さんの作品をプリントしたアートタイル