「平和に貢献できる人材に」 東日本国際大に留学生87人が入学

 
民族衣装などに身を包み、入学式に臨む留学生

 ロシアによる軍事侵攻でウクライナから避難した学生4人ら留学生87人が入学した東日本国際大の入学式では5月31日、新入生を代表してムンフバータル・フセレンさん(モンゴル)が「日本語や文化を学ぶため、毎日努力することを誓う」と決意を述べた。

 入学したのはウクライナの学生4人のほか、ネパール67人、ミャンマー8人、ベトナム3人、モンゴル2人、ブラジル、ペルー、ボリビア各1人。式はいわき市の同大で行われた。中村哲志学長がウクライナ問題に触れ「早く平和になることを祈る」と式辞を述べた。緑川浩司昌平黌理事長は祝辞で「平和に貢献できる人材になってほしい」と激励した。

 各所から支援物資

 ウクライナから避難した学生を受け入れる事業に賛同する企業や団体、自治体は5月31日、東日本国際大に支援物資を贈った。

 いわき市でスーパーなどを展開するマルトは、学生寮で使う家電製品や寝具などを寄贈。国際ソロプチミストマリンいわきは通学などに使用する自転車20台を贈った。広野町は学習用のパソコン1台を寄せた。

 寄贈式は入学式後に行われ、マルトの安島浩社長、国際ソロプチミストマリンいわきの鈴木礼子会長、根本良政広野町教育長が緑川理事長に目録を手渡した。

 同大は企業や団体などからの寄付に加え、今月からクラウドファンディングを活用し、避難学生の受け入れ事業への支援金を募る方針という。