地域活性へ共同宣言 会津13市町村とモンベル、自然や歴史活用

 
共同宣言に署名し、あいさつで会津の魅力を語る辰野会長

 会津地方13市町村と県会津地方振興局、アウトドア用品大手「モンベル」(大阪市)は2日、自然環境や歴史、文化などを生かした地域活性化を連帯して進める広域連携共同宣言を行った。各市町村は今後、総合的なアウトドアサービスを展開する同社の企業力をもとに連携の具体的な計画を検討し、地域の発展につなげていく。

 モンベルは全国各地で自治体や企業と連携協定を締結しており、4月には県と結んでいる。共同宣言に参加した自治体は同振興局管内の会津若松、喜多方、西会津、磐梯、猪苗代、会津坂下、柳津、三島、金山、会津美里、北塩原、湯川、昭和の13市町村。各市町村が個別に連携協定を結んだ上で「人生100年時代 会津・モンベル広域連携共同宣言」と銘打った宣言を行った。

 今後、各市町村が抱える課題の解決に向け、個別、または連携した施策を進める。同社のアウトドアのノウハウを生かした災害対応力の強化、災害物資支援などを検討している自治体もあるほか、自然環境の魅力発信につながる取り組みなどが想定されている。

 共同宣言・協定締結式は湯川村で行われ、同社の辰野勇会長、各市町村長、高野武彦同振興局長が共同宣言に署名した。辰野会長は「全体で取り組んでいく成功事例となるように、具体的なことを話し合っていきたい」とあいさつした。

 会員に魅力発信

 辰野会長は式後、報道陣の取材に応じ、106万人のモンベルクラブ会員に対して、会津の魅力を発信していく考えを示した。また、会津の印象について「自然環境が素晴らしい。アウトドアアクティビティーがコンパクトにまとまっていて、まだまだ潜在力があると思う」と語った。