「福島ビエンナーレ」白河で9月10日開幕 住民参加なども検討

 

 本県で2年に1度開かれる現代アートの祭典「福島ビエンナーレ」が9月10日に白河市で開幕することが2日、同市への取材で分かった。現代美術家のヤノベケンジさんらが参加する予定で、市内に現代アート作品が展示される。10月9日まで。風月の芸術祭実行委員会の主催。

 福島ビエンナーレは、これまで二本松、南相馬両市などで開かれてきた。白河市での開催は2020年に続き2度目で、前回は小峰城や市内の商店街に参加アーティストが作製した白河だるまが並んだほか、インターネットでの作品公開などを行った。

 今年は「境~Borderless(ボーダーレス)」をテーマに開かれる。ヤノベさんのほか、現代アーティストの小松美羽さん、アニメーションディレクターの伊藤有壱さんらが参加予定で、住民が関わる企画や、映像配信なども検討されている。

 ビエンナーレ開催に先立ち、今月5日には白河旭高でアニメーション制作ワークショップを開く。伊藤さんが講師を務め、市内の高校生らがアニメ制作について学ぶ。講義を受けた生徒は「ダルマ×白河」をテーマにアニメを制作し、9月19日に白河文化交流館コミネスで上映する予定。