軽トラ下敷きの男性救助、佐藤さんに感謝状 坂下署

 
人命救助に貢献し感謝状を受けた佐藤さん(左)

 坂下厚生総合病院(会津坂下町)臨時職員の佐藤重隆さん(会津若松市)は、透析患者を車で送迎中、町内で交通事故を目撃した。軽トラックの下敷きになり重いけがをした80代男性の人命救助に当たり「当たり前のことをしたまで。手伝ってくれた人たちの協力がなければ命が危なかったかもしれない」と語った。佐藤さんは会津坂下署から署長感謝状を受けた。

 佐藤さんは5月23日午前7時5分ごろ、会津坂下町牛川の町道で、男性が車を止めた際にサイドブレーキをかけ忘れ、動き出した車を止めようとして転落したのに気付いた。通りかかった男性3人に協力を求めて一緒に車を持ち上げ、車の下で身動きが取れず、用水路にあおむけになった男性を救助した。男性は右足や胸の骨を折る重傷だった。

 贈呈式が5月31日、同署で行われ、増子浩署長が佐藤さんに感謝状を手渡した。佐藤さんは「あと30秒でも早く現場に到着していたら転落することもなかったのでは」と振り返った。増子署長は「命に危険があった。早期発見で救助の指揮を執り、最大の功労者」と迅速な対応をねぎらった。