豊かな森林を次の世代へ モクティ倶楽部、カラマツ2000本植林

 
緑豊かな森林を次世代に引き継ぐ決意を新たにした参加者

 県内の森林保有者や木材を扱う業者などの有志でつくる一般社団法人モクティ倶楽部(本宮市)は5日、南会津町で法人設立後初めてとなる植林活動を行い、循環型の森林づくりに向けて本格的なスタートを切った。参加者がカラマツの苗木約2000本を植え、緑豊かな森林を次世代に引き継ぐ決意を新たにした。

 同法人は、県内で伐採期を迎えた木が森林に放置されている状況を受け、伐採と再造林による持続可能な森林づくりを目指して昨年9月に設立された。伐採期を迎えた県産木材を原料にした木工製品を販売し、伐採や製材、加工、販売など各工程を手がける業者が売り上げの1%を法人に支出する取り組みとなっている。

 植林活動は、木工製品の販売によって集めた資金や、取り組みに賛同した約60の企業や個人からの寄付金で、再造林プロジェクトと題して行われた。県内から寄付者ら約150人が訪れ、南会津町針生地区の標高850メートルの山林に、カラマツの苗木を植え付けた。同法人の根本昌明代表理事は「多くの人の協力があって、ようやくスタートすることができた。伐採と育林を継続していくことで、福島の山を世界に通用する山にしていきたい」と語った。

 同法人は企業や個人からの寄付金を募っている。問い合わせは同法人事務局(電話0243・33・5381)へ。