広野駅の東西連絡通路にエレベーター 11人乗りが1基ずつ

 
JR広野駅の東西連絡通路「未来のかけ橋」に設置されたエレベーター

 広野町は6日、JR広野駅の東西連絡通路「未来のかけ橋」に追加整備したエレベーターの完成を受け、現地で完成式を行った。4月から運用しており、関係者が地域住民の移動を支える設備の完成を祝った。

 広野駅東側地区を巡っては、町が震災と原発事故からの復興拠点と位置付け、馬場医院やビジネスホテル「ハタゴイン福島広野」などが集まった産業団地を開発した。今夏は新たに住宅団地の造成工事を始める。

 開発に伴い、商業施設や学校がある駅西側との住民の往来が増えたため、町は2017(平成29)年に線路をまたぎ、東西を結ぶ自由通路「未来のかけ橋」を建設した。橋を渡る高齢者や体の不自由な人の利便性を高めようと、今年3月に11人乗りのエレベーターを東西に1基ずつ新設した。事業費は約1億5000万円。

 式では遠藤智町長が「エレベーターの完成により東西の移動がスムーズになった。さらなる駅前の発展を期待したい」とあいさつ。渡辺治幸JRいわき駅長、加賀谷宏明県ふたば復興事務所長が祝辞を述べた。