貴金属店強盗未遂容疑の男、信金での未遂ほのめかす 南相馬

 

 南相馬市の貴金属店「資成堂本店」で6日に発生した強盗未遂事件で、南相馬署が強盗未遂の疑いで逮捕した無職の男(66)=同市原町区大木戸字西原=が、同店近くのあぶくま信用金庫本店営業部で直前に起きた強盗未遂事件への関与をほのめかす供述をしていることが7日、捜査関係者らへの取材で分かった。同署は慎重に関連を調べている。

 捜査関係者や貴金属店関係者によると、男は刃渡り約20センチの包丁とみられる刃物2本を所持し、車で来店したという。店主とやりとりする中で、周辺をパトカーなどが走る様子を見て「俺のことを捜している」などとつぶやき、他の店にも押し入ったという趣旨の話をしたという。男は店主に現金10万円を要求し「肩が上がらなくて仕事ができない。金が欲しい」などと語ったという。

 一方、この事件の数分前に同様の事件が起きたあぶくま信金によると、男は一般客のように受け付けの番号札を取り、番号が呼ばれると、窓口の職員に向かって刃物を突き付け、現金を要求したという。職員が避難すると、男は車で逃走した。同署は7日、男を送検した。