なりすまし被害防止...黒板アートに思い 会津学鳳高美術部が制作

 
「なりすまし詐欺」の被害防止を訴える黒板アートの制作に取り組む生徒

 会津若松署から「なりすまし詐欺」の被害防止を訴える黒板アートの制作依頼を受けた会津学鳳高美術部が今月から、作品制作を始めた。「詐欺被害が一件でもなくなってほしい」という思いを胸に、日々制作に取り組んでいる。

 作品制作には1、2年生計17人が参加。

 5月に同署生活安全課から詐欺被害の実態についての講話を受けた後、4班に分かれてそれぞれデザインを考案し、制作に取りかかった。

 生徒は、被害者となりやすい高齢者が一目で分かるよう、はっきりとした色使いとめりはりのあるデザインを意識する。ある班は、サギの詐欺師や犬の警察官を描き、ポップで印象的なアニメ調に仕上げるという。

 いずれも1年の皆方紫乃さん、伊藤加奈実さん、山口純佳(あやか)さんは「高齢者だけでなく、若い人の目にも止まるような作品に仕上げ、周りの人に注意を呼びかけてもらえたら」と願いを込めた。

 作品は今月中にお披露目される予定。

 同署によると、ポスターやチラシのほか、ファイルやポケットティッシュの同封物などに印刷し、同署管内での広報活動に活用するという。