京都、新島八重墓参りツアー 顕彰会が企画、会津との絆の地巡る

 
同志社墓地にある新島八重の墓を囲むツアーの参加者=京都市

 大河ドラマ「八重の桜」の主人公で、戊辰戦争で活躍した会津藩出身の新島(山本)八重を顕彰している新島八重顕彰会は10~12日、京都市の八重の墓などを巡るツアー「新島八重墓参り 京都3日間の旅」を実施し、参加者約20人が墓前で手を合わせた。

 一行は初日、二条城や西本願寺などを訪れ、2日目は八重の夫新島襄の旧邸や同志社大などを見学した。最終日は八重や襄、八重の兄山本覚馬らが眠る同志社墓地を訪れ、金戒金明寺(こんかいこうみょうじ)で京都會津会の法要に参加。同志社女子大の吉海直人特任教授が案内した。

 山本家の菩提寺(ぼだいじ)である大龍寺(会津若松市)の増子宮子さんは「念願かなって八重さんの墓参ができて良かった。先人に思いをはせることができた」と話した。

 同顕彰会の岩沢信千代幹事長は「墓参を通して八重さんに思いを届けられた」と述べ、吉海特任教授は「大河ドラマで深まった京都と会津の絆を確かめられた」と語った。

 八重は戊辰戦争の敗戦から立ち直り、激動の時代を生きた。襄と結婚し同志社を育て、生涯にわたり故郷会津に思いを寄せた。1932(昭和7)年6月14日、京都市の自宅で急性胆のう炎で死去した。市内の同志社墓地で襄が眠る隣に埋葬された。