東電強制起訴1月18日判決 控訴審、刑事責任の有無改めて判断

 

 東京電力福島第1原発事故を巡り、業務上過失致死傷罪で強制起訴され、一審東京地裁で無罪となった勝俣恒久元会長(82)ら東電旧経営陣3人の控訴審判決期日について、東京高裁は15日、来年1月18日に指定したと明らかにした。原発への巨大津波の襲来を予見できたかなどが争点で、刑事責任の有無が改めて判断される。

 被告は勝俣氏のほか、武黒一郎元副社長(76)、武藤栄元副社長(71)。昨年11月から計3回開かれた控訴審公判では、勝俣氏は体調不良などを理由に一度も出廷しなかった。武黒氏は全て出廷し、武藤氏は2回姿を見せた。

 3人は第1原発に津波が襲来するのを予見できたのに対策を怠った結果、事故を招き、長時間の避難を余儀なくされた双葉病院(大熊町)の入院患者ら44人を死亡させたなどとして強制起訴された。