福島県の電子食事券また争奪戦 アクセス集中、2時間半で完売

 

 県は15日、「ふくしま感染防止対策認定店」で使え、購入額に30%が上乗せされる電子食事券の追加販売を始めた。約1億円分の食事券は販売開始から約2時間30分で予定数量に到達。約2億円分を販売した5月を大幅にしのぐ勢いで売り切れる熾烈(しれつ)な"争奪戦"となった。

 電子食事券は無料通信アプリ「LINE(ライン)」で購入・決済ができる。県は、21時間で完売した5月と比べ、サーバー容量を約2倍に設定。しかし、正午の販売開始直後からアクセスは集中、エラー画面が出るなどし、購入できない希望者が相次いだ。

 県によると、購入に必要なライン登録者が5月から約1万人増えて13万人になるなど、注目度が高まったことなどが原因とみられ「『早めに購入しよう』という消費者が多かったのではないか」(商工総務課)と分析する。

 一方、購入アクセスが集中したことで一時、決済希望者が飲食店でラインを使って決済できない事態も確認された。県は状況を確認し、7月の追加販売時に向けて対応を検討する方針。

 次回販売は7月13日正午から。県は今回とほぼ同額の約1億円分を販売する。電子食事券は認定店約3000店で使用可能。利用期限は8月末となっている。