大熊・国道288号バイパス整備完了 野上小塚工区7月16日開通

 

 県が「ふくしま復興再生道路」として整備している、大熊町野上の国道288号バイパス「野上小塚工区」(延長約2.1キロ)は7月16日午後3時に全線開通する。これにより大熊町内での同国道整備は全て完了する。県が15日、発表した。

 県は町内で同工区を含む3カ所(延長計約3キロ)の整備を進めてきた。同工区は山間部にあるため、道幅が狭く急カーブや勾配が連続し、安全な交通の確保が課題となっていた。バイパス化により大型車両のすれ違いなど円滑な交通が可能となり、双葉郡への住民帰還促進や産業振興に効果が期待される。

 同工区は2018(平成30)年度に着工し、今年2月に一部区間が通行可能となっていた。国道288号の整備を巡っては、田村市の「船引バイパス」の2カ所(延長計約4.8キロ)でも工事が進められている。