町民の意見尊重し議会と連携 双葉町、避難指示解除手続きで了承

 

 双葉町の特定復興再生拠点区域(復興拠点)の避難指示解除を巡り、双葉町議会は16日、町役場いわき事務所で開いた全員協議会で、解除に向けた手続きについて、町民の意見を踏まえながら議会と連携して進めるよう町執行部に求め、町が了承した。町は解除の目標を「6月以降」としており、今後、国や県との最終協議に入る。

 町議会は、住民説明会などで町民から出された生活環境や放射線に関する不安や懸念に対応し、町民の意見を尊重した上で協議を進めていくよう求めることで一致し、町執行部に同意を求めた。伊沢史朗町長は提案を了承し、議会側に国、県との協議状況を逐次報告することを伝えた。

 記者会見した伊沢町長は「11年以上古里に帰れず、町民に大変な苦労をかけている。要望に応えられるよう国、県としっかりと協議したい」と述べ、伊藤哲雄議長は「町に一任するのではなく情報を共有し、連携を図りながら解除に向け取り組んでいく」とした。