福島高専に産業創出拠点 23年6月以降、異業種・異文化交流促す

 

 本年度で創立60周年を迎えた福島高専は15日、校内に学生や教職員、企業関係者らが集まり、新たな産業創出を目指す拠点「福島KOSENコモンズ」を設置すると発表した。施設整備は、来年6月以降を予定している。

 創立60周年記念事業の一環で、県内外の企業からの寄付金を基金として活用。校内の中庭に位置する工学池と図書館3階の一室、昨年度完成した国際寮「曙寮」の3カ所を整備し、異業種、異文化交流を促進する考え。このうち工学池は現在、空間のアイデアを学生から募集している。山下治校長は「共創の場を設け、地域の新事業創出及び発展に貢献したい」と述べた。

 いわき信組など3社が寄付

 いわき信用組合と東コンサルタント、クレハいわき事業所の3社は15日、創立60周年を迎えた福島高専に寄付金を贈った。いわき信組は100万円、東コンサルタントとクレハいわき事業所はそれぞれ30万円を寄せた。

 贈呈式は同校で行われ、いわき信組の江尻次郎理事長、東コンサルタントの吉田善次郎社長、クレハいわき事業所の木田淳執行役員・事業所長が出席した。それぞれ目録を手渡し、山下治校長から感謝状が贈られた。寄付金は、福島KOSENコモンズに活用される。