ミニチュア使い撮影体験 須賀川・特撮塾開講、田口監督が指導

 
田口監督(右)の指導を受けながら、スマートフォンでミニチュア撮影を体験する参加者

 須賀川特撮アーカイブセンターが手がける特撮人材の育成事業「すかがわ特撮塾」が18日、須賀川市の同センターで始まった。初回は「ウルトラマンZ」で監督を務めた田口清隆さんの指導を受けながら、参加者が実際に特撮の映像制作を体験した。

 特撮塾は、同市出身で「特撮の神様」と呼ばれた故円谷英二監督の古里から「第二の円谷英二」を育てようと、同センターがNPO法人アニメ特撮アーカイブ機構と協力して企画した。

 初回は田口さんと映像演出の島崎淳さんが映像制作の流れや手法を説明し、塾生24人が同センターに収蔵されているミニチュアを使ってスマートフォンによる撮影を体験した。

 田口さんは「自分は塾生のみんなと同じ頃から特撮の自主映画を撮ってきた。プロの撮り方を伝えたい」と呼びかけた。

 ウルトラマンシリーズが好きで参加したという近内翔太さん(須賀川二中2年)は「初回から特撮の舞台裏やスタッフの役割が分かり、勉強になった。みんなで楽しく作品を作っていきたい」と声を弾ませた。

 本年度は来年1月まで月1~2回程度、特撮のプロを招いて映像編集や撮影技術などを学び、最終的に参加者がオリジナルの特撮作品を制作する。

 本年度は市内の中学、高校生らを対象に15人の塾生を募ったが、定員を超す応募があり、24人を特撮塾の「1期生」として受け入れた。