新会長に長谷川氏 福島県薬剤師会、新型コロナの対応ほか計画

 
「県民の利益となる事業を引き続き展開したい」と語る長谷川氏

 県薬剤師会は19日、福島市で総会を開き、任期満了に伴う役員改選で新会長に長谷川祐一副会長(いわき市、タローファーマシー)を選んだ。任期は2年。

 長谷川氏はいわき市出身。星薬科大大学院修士課程修了。副会長を2002(平成14)年から3期、14年から4期の通算7期務めている。議事では新型コロナウイルス感染症への対応や、かかりつけ薬剤師らの育成などを盛り込んだ本年度事業計画を決めた。席上、会の活動に貢献した会員らを表彰した。

 感染・災害対策に注力

 新会長に選ばれた長谷川祐一氏は、福島民友新聞社の取材に「感染対策と災害対策を柱に、県民の利益となる事業を引き続き展開したい」と抱負を語った。

 ―抱負は。
 「感染対策と災害対策を柱に、公衆衛生全般にわたって県民の利益となる事業を引き続き展開したい。小規模薬局が世代交代を機に廃業するケースが見られるので、会員が事業継続できる施策に取り組む」

 ―新型コロナウイルス対策は。
 「国が『内閣感染症危機管理庁』を新設するが、新たな動きに対応できるようにする。今後は経口薬が主流になると見込まれる。普及に向けて薬剤師の立場から経口薬に関する情報を提供するなど医師の助けになるような取り組みを積極的に進めたい」

 ―県民の健康増進に向けた取り組みは。
 「震災後から行っている、放射線の不安や疑問に薬局窓口が答える相談業務は、これまでの実績をまとめて県民がより利用しやすいようアピールしたい。県が取り組む『健康ふくしま21』に関わりながら県民の健康に寄与する事業を展開したい」