連合福島会長に沢田氏 福島で臨時大会、会長代行に鈴木氏選出

 
さわだ・せいいち 南相馬市出身。日大農獣医学部卒。原町市職労委員長、連合福島副事務局長、自治労県本部書記長などを歴任。2021年4月から自治労県本部中央執行委員長を務める。54歳。

 連合福島は20日、福島市で臨時大会を開き、今野泰会長の退任に伴う役員改選で後任に副会長の沢田精一氏(自治労)を選任した。任期は前任者の残任期間の来年10月まで。

 役員ポストで11年ぶりに置かれた会長代行に就いた鈴木重一氏(電機連合)は「新型コロナウイルス禍で失われた人と人とのつながりを修復したい。皆さんの話に耳を傾け、活動に反映したい」と抱負を語った。

 議事では、春季闘争の運動まとめ、参院選に向けた取り組みなど4議案を原案通り承認した。内堀雅雄知事らが祝辞を述べた。

 多様な働き方守り運動

 連合福島の会長に就いた沢田精一氏は20日、福島民友新聞社の取材に、組織の運営方針などを語った。

 ―就任の抱負を。
 「会長代行を設け、組織の強化を図る。働く人たちの中には、連合に結集していない人もいるが、全ての働く人たちを対象にした運動を構築していく。しっかりと運動を前進させ、連合福島の社会的役割を高めていきたい」

 ―労働組合と組合員数の減少などが課題だ。
 「労組が、困った時に相談できる受け皿になることが大事だ。社会的な制度に課題があれば、重点政策として実現に力を入れる。各地域・地区の連合で声を拾い、解決の糸口を示したい」

 ―デジタル化への移行などで多様な働き方も生まれている。どう向き合うか。
 「リモート出社などで運動を広げるのが難しい面もある。大事なのは、一人一人がそこで働いているという尊厳が守られることだ。多様な働き方を守りながら、運動につなげていきたい」