郡山市、水素で国際連携 新事業へ行動計画、独・仏に職員派遣

 
品川市長(右)に出発を報告した伊坂課長(右から3人目)ら派遣団メンバー

 郡山市は、愛知県豊田市とドイツのエッセン市、フランスの49市町村で構成するグルノーブル・アルプス都市圏と連携し、水素の利活用や産学官連携による新事業の創出などに向け、行動計画を策定する。2023年までに作り、試行的にプロジェクトを始動させる。欧州連合(EU)の国際都市地域間協力プログラムに基づく取り組みで郡山、豊田両市は22~30日、関係機関職員らを欧州の現地に派遣し、4都市・地域間での協議に入る。

 派遣団には両市のほか、産業技術総合研究所福島再生可能エネルギー研究所やエネルギー・エージェンシーふくしま、ジェトロ福島の職員らが参画する。

 水素研究の先進地であるエッセン市や同都市圏の研究機関などを視察し、水素の利活用や最先端技術を学ぶ。エッセン市のトーマス・クーフェン市長や同都市圏のクリストフ・フェラーリ議長らを表敬し、行動計画の策定へ意見を交わす。

 派遣団が20日、郡山市役所を訪れ、品川萬里市長に出発を報告した。品川市長は、団長の伊坂透市産業創出課長に親書を託した。

 プログラムでは21~23年の期間中、日本とEUの各都市がパートナーとなり、連携しながら持続可能な都市の発展などを目指す。郡山市とエッセン市、豊田市と同都市圏がそれぞれペアを組んでいるが、両ペアとも「水素」「産学官連携による新規事業の創出」を連携テーマに掲げているため共同で取り組みを進める。