虚偽契約書1億2300万円詐取か 若松署、容疑の会社役員再逮捕

 

 虚偽の契約書などを使ってコピー機などの販売代金約1億2300万円をだまし取ったとして、会津若松署は21日午前9時40分ごろ、偽造有印私文書行使と詐欺の疑いで郡山市大槻町字上西田、会社役員の男(61)=詐欺の罪で起訴=を再逮捕した。

 再逮捕容疑は、事務用機器販売・保守の会社(仙台市)の代表を務めていた男が昨年3月上旬ごろ、リース先がないのに、コピー機を購入すれば自分の会社を通じて他社に貸すことができるとする虚偽の契約書などを郡山市のリース会社に提出。リース会社との間で、売買とリースの両契約を結び、同4月中旬ごろ、販売代金として約1億2300万円をだまし取った疑い。同署によると、男は「金は返すつもりだった」と容疑を一部否認している。郡山署が郡山市のリース会社からの告訴を受け、同署と会津若松署、県警捜査2課が合同で捜査した。

 男は金融機関から融資金1億円をだまし取ったとして逮捕、起訴されている。この事件を巡って地検会津若松支部が今月20日付で、男と共に会津若松署に詐欺の疑いで逮捕された仙台市、無職の男(48)と宮城県利府町、自営業の男(50)の両容疑者を不起訴処分にした。福島地検は不起訴の理由を明らかにしていない。