富岡のコメ乾燥貯蔵施設、22年秋受け入れ開始 作付面積拡大へ

 
今秋から稼働するカントリーエレベーター=富岡町

 富岡町は、同町本岡に整備を進めていたコメの乾燥調製貯蔵施設「カントリーエレベーター」について、町内で今秋収穫したコメから受け入れを始める。町内でもみの保管や乾燥、出荷ができる環境を整えることで、就農人口や作付面積の拡大につなげたい考えだ。

 生産者はこれまで、コメを楢葉町や浪江町の施設に運んで乾燥しており、負担になっていた。町は当初、昨秋の稼働を予定したが、施設の建設に必要な手続きが遅れたため、完成が昨年10月にずれ込んだ。総事業費は18億6700万円。

 施設は作付面積約150ヘクタール分の収量に対応する能力があり、JA福島さくらが運営する。生産者が直接コメを持ち込み、施設を利用することもできる。

 5月の町内の作付面積は約86ヘクタール。町は150ヘクタールまで広げる目標を掲げており、同JAと連携して就農者の誘致に力を入れている。