アヤメでまちおこし 会津美里で全国サミット、首長ら意見交換

 
アヤメを生かした観光振興について意見を交わした出席者

 アヤメでまちおこしを推進する全国の市町が一堂に会する「全国市町村あやめサミット」が23日、会津美里町で2日間の日程で開幕した。出席者が伊佐須美神社あやめ苑に咲き誇るアヤメを観賞し、アヤメを有効に活用した観光振興策について意見を交わした。

 会津美里町での開催は2009(平成21)年以来13年ぶり3回目。県内では17年に鏡石町で開かれて以来5年ぶり。会津美里、鏡石両町を含め、サミット連絡協議会に加盟する全国12市町のうち、10市町の首長らが出席。会津美里町の杉山純一町長が「活発に意見交換し、今後のまちづくりの参考にしてもらいたい」と歓迎の言葉を述べた。

 主要行事の首長会議は「ウィズコロナ時代における観光振興について」をテーマに掲げ、出席者が新型コロナウイルスの感染状況を見据えた観光の在り方や、アヤメを生かした地域の魅力の発信方法について話し合った。

 議事では、2024年度のサミット開催地を宮城県多賀城市に決めた。各地の持ち回りで開いており、来年度の開催地は山形県長井市。記念講話では伊佐須美神社あやめ苑の整備に携わった町内の馬場啓介さんが「あやめ苑の開苑に向け注いだ情熱と苦労について」と題して思いを語った。

 伊佐須美神社あやめ苑を訪れた出席者は、開催中のあやめ祭りを視察し、見頃を迎えた色とりどりのアヤメやハナショウブなどを楽しんだ。宮川河川敷には加盟市町から贈られた記念のアヤメの苗が植えられた。

 最終日の24日は、参加者が中田観音や向羽黒山城跡など町内の観光名所を視察する。