タイから福島県ツアー 訪日観光再開後初、インバウンド割活用へ

 

 新型コロナウイルス感染拡大で停止していた観光目的での入国手続き再開後、県内では初めてとなる訪日外国人旅行客(インバウンド)が今月、本県を周遊する。タイ・バンコクから三つのツアー客が、大内宿(下郷町)や鶴ケ城(会津若松市)など本県を代表する観光地を巡る。インバウンド促進へ独自の補助事業を創設した県は、さらなる誘客促進へアピールを続ける構えだ。

 県が1日、発表した。県によると6~11日、12~18日、13~19日の日程でいわき市、会津若松市、下郷町などを巡る三つのツアーが企画されている。1人当たり最大1万5000円を補助する県独自の支援制度「インバウンド割」を活用しているという。

 訪日外国人の旅行目的の入国を巡っては、政府が感染リスクの低い98の国・地域を対象に6月10日に手続きを再開した。感染対策の一環で、添乗員が同行するパッケージツアーに限定している。

 県観光交流課の担当者は「ツアーをきっかけに個人旅行が解禁された際にもう一度、本県を行き先に選んでもらえるように情報発信を続ける」と力を込めた。