「北限」で祈る豊作 喜多方で慶徳御田植祭、早乙女踊りを奉納

 
早乙女姿で神田に苗を植える慶徳小の女子児童

 日本北限の田植え神事とされる喜多方市の慶徳御田植祭は2日、同市の慶徳稲荷神社の神田で開かれ、関係者が豊作を願った。

 祭は室町時代に始まり、一時途絶えたが江戸時代末期に再興した。2019年に「会津の御田植祭」として国重要無形民俗文化財に指定された。慶徳地区に嫁いできた女性が受け継いできたが、現在は地域の子どもたちに受け継がれている。

 神事の後、境内で地元の慶徳小の女子児童が早乙女踊りを奉納。神田では男子児童のしの笛と、田植え歌に合わせて早乙女姿の女子児童が田植えをした。

 内島紗綾(さあや)さん(6年)は「練習通りにできた」とほっとした表情。後藤芽依さん(同)は「伝統ある行事に参加できてうれしかった」と笑顔で話した。