「自然に興味を持って」 ムシテック・館長退任の養老さんが教室

 
子どもたちに虫の名前や特徴を教える養老さん

 ふくしま森の科学体験センター(ムシテックワールド)館長を3日で退任する東大名誉教授の養老孟司さん(84)は2日、須賀川市の同施設で昆虫採集教室を開いた。70年以上昆虫採集を続けている養老さんが子どもたちに自然と触れ合う楽しさを伝えた。

 養老さんが館長として同市を訪れるのは、今回が最後となる。この日は、子どもたちが捕まえたトンボなどを観察して名前や特徴を教え、虫を上手に捕まえる方法を説明した。

 養老さんは「本を読むだけではなく、自然に興味を持って外に出ることで多くのことが学べる」と語った。参加した添田瑛介君(西袋一小5年)は「館長を辞めた後も、養老先生からいろいろな虫の話を聞きたい」と話した。

 養老さんは2001年11月の開館時から館長を務め、教室や特別講座などで科学や生物の魅力を伝えてきた。3日は同施設で教室を開いた後、市から特別功労者として表彰を受ける。退任後、名誉館長に就く。