日立造船が風力発電計画 美里、下郷、南会津、昭和にまたがる区域

 

 日立造船(大阪市)が、会津美里、下郷、南会津、昭和の4町村にまたがる区域で風力発電事業を計画していることが4日、分かった。同日、環境影響評価法に基づく計画段階環境配慮書の縦覧を始めた。

 配慮書によると、事業名は「会津大沼風力発電事業(仮称)」で、4町村の約27.3平方キロでの事業実施を見込んでいる。1基当たり最大6100キロワット程度の発電機を最大40基整備する計画で、出力は最大183メガワットと想定している。同社によると、年間発電量は一般家庭約8万世帯分の年間使用量に相当する。

 同社は、川俣町や飯舘村でも風力発電事業の計画を進めている。会津の4町村でも事業実現の可能性があるとみて計画を策定したという。計画検討エリアには、博士山鳥獣保護区や駒止湿原鳥獣保護区があるほか、林野庁が国有林事業として認定している緑の回廊が存在している。

 縦覧は、県庁環境共生課、昭和村役場、会津美里町役場本庁舎、下郷町役場、南会津町役場本庁舎、同舘岩総合支所、同伊南総合支所、同南郷総合支所で8月3日まで行っている。