福島大、21年度の就職率96.6% 関東圏への割合増

 

 福島大が6日発表した2021年度の就職状況によると、卒業生の就職率は96.6%で前年度より0.3ポイント減少した。県内の企業・自治体に就職した割合は前年度比1.8ポイント増の36.4%で、関東圏が33.5%(前年度比39ポイント増)、東京都が205%(同2.2ポイント増)だった。

 オンライン化定着

 定例記者会見で発表した同大キャリアセンターの高野佐知子副センター長は、関東圏の割合が伸びたことについて、新型コロナウイルス禍で2年目となった就職活動を踏まえ「会社説明会や面接のオンライン化が定着し、東京方面の企業を受けやすくなった」と分析している。

 就職者は784人で未定者が28人。就職者を業種別でみると、公務員が167人(前年度比39人減)、教員が100人(同17人増)、サービス業が99人(同1人減)、情報通信業が86人(同12人減)、卸・小売業が82人(同3人減)だった。公務員の減少について高野氏は「コロナ禍で採用を抑制していた企業が復調の傾向にあるため」としている。