塙小児童に震災の記憶 富岡「語る会」、津波や原発事故伝える

 
震災当時の避難の様子や心境を話す渡辺さん

 塙町の塙小は5日、同校で学習会を開き、NPO法人富岡町3・11を語る会のメンバーが、児童たちに東日本大震災や東京電力福島第1原発事故の記憶や経験を伝えた。

 学習会には6年生50人が参加した。講師は同会副代表の渡辺好(このむ)さんが務め、震災前の富岡町の様子や文化をはじめ、震災後の町の状況などを説明した。地震や津波、原発事故が同時に起こり、避難した当時の様子を撮影した写真などを紹介した。

 渡辺さんは「いつまで避難生活が続くのだろうかと非常に不安だった」と避難する際の気持ちを語った。また、避難生活を強いられた経験から「友達や隣人を大切にしてほしい」と伝え、児童たちは真剣な表情で聞き入っていた。