七夕に願い...ウクライナに平和を、東日本国際大へ避難学生4人

 
短冊をつるすスツジンスカさん(右)らウクライナの避難学生

 ロシアによる軍事侵攻でウクライナから避難した東日本国際大生4人が7日、いわき市で日本文化に触れる交流会に参加した。避難学生は七夕の短冊にそれぞれの願いを託し、母国の平和を祈る声も聞かれた。

 国際ソロプチミストマリンいわきが、学ぶ環境を奪われた避難学生に対して日本文化に親しんでもらおうと企画した。ウクライナの避難学生に加え、ブラジルなど南米の学生7人を同市の着物専門店「きものと帯 ふく屋」に招いた。

 学生らは、浴衣を着付けた後、会員らの指導を受けながらお茶をたてたり、琴の演奏を体験したりした。七夕の短冊には「日本の会社で働きたい」などと書き、七夕飾りにつるした。

 避難学生の一人、ダリア・スツジンスカさんは夢だったという浴衣を着ながら笑顔を浮かべた。短冊には「全てのウクライナの人が願っていること」としてロシア侵攻に関してはあえて書かなかったというが、「常に平和を願っている」と七夕飾りを見つめた。