楢葉の6次化産品生産へ 処理加工施設建設、サツマイモやユズ

 
楢葉町に建設される農産物の処理加工施設の完成予想図

 楢葉町は、東日本大震災からの営農再開と産業再生を進めるため、農産物の処理加工施設を建設する。産地化を進めるサツマイモを干し芋に、特産のユズをパウダーにする機器を整備し、付加価値の高い6次化産品を生み出していく。来春の運用開始を目指す。

 8日開かれた町議会臨時会で、施設整備工事の請負契約に関する議案が可決された。施設を整備するのは町内の前原地区で敷地面積は2248平方メートル。鉄骨平屋の施設となり、事業費は3億7510万円。加工品のうち、サツマイモは福島しろはとファームが町内で生産したものを使う。

 またコメを乾燥、貯蔵するカントリーエレベーターに、血圧を下げる効果などがあるGABA成分を玄米に追加することができる「GABA生成装置」を設置する。GABA米は町の特産品として販売し、収入の一部を農家に還元する。来年1月の稼働を目指しており、事業費は1億4190万円。工事請負契約で可決された。