登山中にクマが突進、男性転倒し軽傷 安達太良山

 

 11日午後1時15分ごろ、猪苗代町の安達太良山で「頭から血を流している人がいる」と登山客から119番通報があった。猪苗代署によると、郡山市の40代会社員男性が突進してきたクマとぶつかり転倒、額から出血する軽傷を負った。

 同署によると、男性は同日午前9時40分ごろ、沼尻登山口から一人で入山し、下山途中にクマと接触して転倒したという。頭部から出血するなどのけがを負い、近くを通りかかった登山客に通報を依頼した。男性は同日午後3時20分ごろ、山形県の防災ヘリで救助された。

 県「特別注意報」に

 県は11日、本年度初めてクマによる人身被害が発生したことを受け、県内全域に発令中の「ツキノワグマ出没注意報」を特別注意報に引き上げた。期間は今月末まで。各市町村に注意喚起の文書を送り、警戒を促す。