夏物商戦熱く エアコン、暑さ対策グッズ、水着...売れ行き好調

 
(上)各メーカーがしのぎを削るエアコン売り場=福島市・ケーズデンキ福島南本店(下)スクール水着の販売コーナー。水泳授業の再開で品薄状態になっている=郡山市・スーパースポーツゼビオ郡山西ノ内店

 猛暑が続いたことで夏物商戦が好調だ。エアコンのほか暑さ対策グッズや水着などの売れ行きがよく、一部店舗では在庫が少なくなるなど記録的な猛暑同様、商戦も熱を帯びる。

 夏のボーナス商戦の目玉の一つでもある「エアコン」。ケーズデンキ福島南本店(福島市)では例年より早く売れ始め、売り上げも伸びている。電気料金の値上げの影響で省エネ性能に優れた製品が人気で、一部で在庫切れも。併用すると節電効果のあるサーキュレーターを購入する人もいて、桐生秀樹副店長(56)は「節電意識の高まりを感じている。購入後の配送や取り付け工事をスムーズに進められるよう気を使っている」と話す。

 昨年より早くピーク

 ダイユーエイトでは、暑さ対策関連グッズが昨年より1~2週間早い6月20日の週にピークとなった。同月の扇風機の売り上げは昨年比1.3~1.4倍。エアコンやサーキュレーター、日よけ、よしず、プール、ステンレスボトルなども人気だ。小型の扇風機が付いた空調服も売れている。

 福島西店(福島市)では、取り付け工事が不要で、自分で窓に設置できる「ウインドエアコン」も店頭に並ぶ。七海巧店長代行(26)は「エアコンの取り付け工事が混み合う場合もあり、ウインドエアコンをお薦めしている。今後も夏物の需要が高まるので、人気商品の在庫を確保していきたい」としている。

 一部商品が在庫切れ

 郡山市のスーパースポーツゼビオ郡山西ノ内店では、気温が一気に上がった6月中旬ごろから体を冷やすための商品の売れ行きが伸び、一部で在庫切れとなった。マネジャーの菅谷亮太さん(40)は「最高気温が夏日の25度以上になると、商品の売れ行きに大きく影響する」と説明する。

 最も人気なのが「アイスネックリング」と呼ばれる首を冷やす商品。テレビなどで人気に火が付き、全国的に品薄状態だ。蓄冷材を使って手のひらを冷やすバンドも人気となっている。

 学校では水泳の授業を再開する動きがあり、スクール水着も品薄だ。新型コロナウイルス感染拡大の影響で授業の中止が続いていたため「サイズが合わなくなったので買い替えたい」といった需要が多く、特に中高生用のサイズが在庫切れだという。菅谷さんは「カラーの水泳用キャップも売り切れ状態。全国的に同じような状況のため、商品がいつ入ってくるかも分からない」と語った。