福島県内なりすまし、被害額昨年の倍 1~6月、1億4932万円

 

 県警が12日発表した「なりすまし詐欺」のまとめによると、1~6月の県内の被害額は1億4932万円に上った。前年同期比で7320万円増加し、被害額は約2倍となっている。県警生活安全企画課は「数千万円単位の被害もあり、1件当たりの被害額が大きい」と注意を呼びかけている。

 被害件数は61件で、前年同期比で9件増加した。手口別では、キャッシュカードを封筒に入れるなどしてすり替える「キャッシュカード詐欺盗」が30件で、他人になりすます「オレオレ詐欺」が13件、「架空料金請求詐欺」が9件、「還付金詐欺」が5件など。被害に遭った人は半数以上が80代以上の高齢者だ。

 地域別では、福島市が17件と最も多く、次いでいわき市12件、郡山市9件、白河市7件、須賀川市6件など。中通りでの被害が約7割を占めている。