豊穣願う早乙女踊り 美里・伊佐須美神社、男性がしなやかな舞

 
五穀豊穣などを願い、奉納された早乙女踊り=12日午前、会津美里町・伊佐須美神社

 日本三田植祭の一つ、伊佐須美神社(会津美里町)の「御田植(おたうえ)祭」の当日祭が12日、同神社などで行われた。同町佐布川地区に伝わる「早乙女踊り」など多彩な行事が行われ、1年の五穀豊穣(ほうじょう)や無病息災を願った。

 早乙女踊りは、同地区の男性が受け継いでいる。早乙女に扮(ふん)した7人の男性が羽子板や扇子を使って田植えの様子を表現し、しなやかな舞を見せた。今回初めて早乙女を務めた公家悠登さん(22)は「集落の一員として、伝統の舞を奉納できて感慨深い」と話した。

 このほか、農作物に害を与える動物を追い払う獅子追童子(ししおいどうじ)や、装束を身に着けた町民らが通りを練り歩く神輿(みこし)渡御、田植式などが行われた。