福島県、新型コロナ507人感染確認 56日ぶり500人超える

福島県は13日、県内で新たに507人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。5月17日以来、56日ぶりに500人を超えた。県内ではオミクロン株の派生型「BA・5」への置き換わりが進んでおり、県は体調不良時の登校・出勤を控えるなど基本対策の徹底を求めている。
感染確認は延べ6万9462人。入院者数は重症1人を含む204人。病床使用率は27.5%で、5月23日以来50日ぶりに200人を上回った。243人が宿泊療養、1833人が自宅療養しており、183人の療養先を調整している。
市町村別内訳は福島市116人、郡山市105人、いわき市55人、南相馬市34人、会津若松市29人、相馬市25人、二本松市22人、須賀川市19人、白河市14人など。314人の感染経路が分かっていない。
保健所の医師の判断で感染者とみなす「みなし陽性」は5人で、計2283人となった。県は93人の療養を解除した。
- 福島県で新たに新型コロナ1977人感染 いわき413人、郡山352人
- 古里ふたば思い交流 郡山のNPO企画、復興住宅住民と「夏祭り」
- モデル気分...笑顔の舞台 福島県内児童が仮想空間イベント出演
- いわき産ナシ、甘みぎゅっと 出荷本格化、ベトナム輸出も再開へ
- 吉田富三賞に間野博行氏 肺がん遺伝子研究、ゲノム医療体制構築
- 多彩3000発「浅川の花火」 300年続く伝統、犠牲者の霊慰める
- 慰霊と復興の思い込め...夜空に大輪 3年ぶり四倉で花火大会
- 社会への一歩 感謝を胸に飛躍誓う、県内各地で「20歳のつどい」
- ヒマワリ畑で永遠の愛誓う 福島・田村、カップル4組が結婚式
- 路上に不審なスーツケース 福島で一時騒然、車輪壊れ旅行者置く