会津美里町議、一般質問丸写し 複数の会津若松市議から引用

 
堤町議の一般質問が掲載されている議会だより

 会津美里町議会の堤信也町議(64)が、会津若松市議の一般質問を丸写しして町定例会の一般質問を行っていたことが13日、分かった。堤町議によると、少なくとも定例会3月会議と6月会議の2回の一般質問で、それぞれ別の若松市議の質問から引用していたという。

 一般質問通告書などによると、3月会議で少子化対策をただした際には「共働き世帯にとって、育児は時間的負担や精神的負担が大きく、第2子、第3子を望む際の障壁になっていると認識する」とした上で、「育児に対する支援制度の情報発信に力を入れるとともに、ニーズ調査が必要と考える」などと質問。言い回しや内容がほとんど一致していた。

 このほか、部活動に関しての質問も引用していたという。堤町議は取材に対し、「町政をより良くするために参考にしようとしたが、行き過ぎてしまった。軽率だったと反省している」と話し、町議会で務めている議会運営委員長を辞任する意向を示したが、議員の辞職は考えていないという。

 横山知世志議長は取材に「倫理上問題があり、あってはならないこと。再発防止のためには、全町議に議員としての自覚を持ってもらうしかない」とした。