社明運動、双葉郡で再開 震災後初、福島大生も参加し啓発活動

 
啓発グッズを手渡す福島大生(左)

 双葉地区保護司会は12日、富岡町の公設民営商業施設「さくらモールとみおか」で第72回社会を明るくする運動を行い、スーパーの利用者に更生保護への理解を求めた。東日本大震災後、双葉郡内で啓発活動が行われるのは初めて。

 震災と東京電力福島第1原発事故の影響で保護司も町外への避難を余儀なくされたため、啓発活動を行えていなかった。復興が進み、双葉郡の住民帰還が進んだことで活動を再開した。

 この日は震災前に双葉郡で活動していた保護司に加え、福島大行政政策学類刑事政策ゼミの学生ら約40人が参加した。参加者は啓発グッズを配りながら、防犯や非行のない社会の実現を呼びかけた。

 冒頭、双葉地区保護司会の橋本盛一会長が「非行や犯罪のない明るい社会をつくっていきたい」と話した。福島保護観察所の五十嵐達所長と山本育男富岡町長もそれぞれあいさつした。

 啓発活動後は、保護司と大学生の意見交換会が開かれた。保護司は新規保護司への委嘱が進んでいない双葉郡の現状などを説明した。