奥会津の魅力と価値を再確認へ 金山で国定公園編入記念シンポ

 
国定公園の保全と地域振興に向けて話し合う(右から)内堀知事、酒井さん、辰野会長

 越後三山只見国定公園編入記念シンポジウムは13日、福島県金山町で開かれ、関係者らが国定公園の保全と利活用、地域振興に向けできることを考えた。

 昨年度に只見柳津県立自然公園が越後三山只見国定公園に編入されたことを受け、国定公園の魅力と価値を再確認しようと、県と環境省が主催。パネル討論に、県と包括連携協定を結ぶアウトドア用品大手「モンベル」の辰野勇会長、只見線地域コーディネーターの酒井治子さん、内堀雅雄知事が登壇。崎尾均新潟大名誉教授がコーディネーターを務めた。

 辰野会長は「いくら素晴らしい自然があっても、それを知らさなければ分からない」と述べ、モンベルの会員らの協力で地域の素晴らしさを案内する役割を担うことを強調した。内堀知事は「トイレがきれいな所は、観光に対するおもてなしがしっかりしていて、また行ってみようと思う」とし、「笑顔とトイレ」に磨きをかけながら誘客を図ることを提言。酒井さんは「地元の高校生がやってみたいことを一つでも実現させたい」と、交流サイト(SNS)を活用したJR只見線の魅力発信に取り組む姿勢を示した。

 辰野会長が「アウトドア 7つのミッション」、タレントのなすびさんが「奥会津の自然の魅力」をテーマにそれぞれ基調講演。高橋延昌会津大短期大学部教授が学生らの奥会津振興に向けた活動を報告した。