TOKIO出演新CM「産地のきもち」発信 城島さん「第二のホーム」

人気グループ「TOKIO」が県産農林水産物をPRする県の新CMが15日から県内外で順次、放送される。放送開始から11年目の今回は「産地のきもち」がテーマ。TOKIOの城島茂さんは14日、東京都内で開かれた新CM発表会に出席し「福島は20年以上足を運んでいる第二のホーム。生産者の思いが全国に届けばいいな」と願った。
新CMは3種類を放送し、「常磐もの」の普及を応援する「水産物編」に城島さん、野菜をPRする「夏野菜編」に国分太一さん、モモの魅力を発信する「桃編」に松岡昌宏さんが出演。県庁内に設けられた「TOKIO課」のジャンパーを着た3人が、すし店やスーパー、農産物直売所をそれぞれ訪れ、生産者の本音に耳を傾けながらテーマの「産地のきもち」を発信する。
城島さんは、郡山市のすし店で、いわき市の漁業関係者らと共に撮影に臨んだという。発表会では「実際に地元で愛されている場所で撮影することに意味があった。(放送時間の)15秒で生産者の思いをどれだけ伝えられるかが勝負だった」と振り返った。
TOKIOは、東日本大震災前からテレビ番組の企画「DASH村」などを通し、本県と深く関わり続けてきた。城島さんは「TOKIO内でいろいろなことがあった時、福島の皆さんが背中を押してくれた。今後も生産者の気持ちに寄り添い、全国に福島の農林水産物を届ける手伝いをしたい」と誓った。
発表会では内堀雅雄知事、演出を手がけた県クリエイティブディレクターの箭内道彦さん(郡山市出身)、新CMに出演した生産者も登壇し、県産食材の魅力などについて意見を交わした。
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