県内就職オンラインで後押し、インターンに活用 中小企業を支援
県は、新型コロナウイルス禍で注目が集まっているオンラインを活用したインターンシップを導入する中小企業の支援に初めて着手する。県内中小企業の人材確保に向けた採用力強化が目的で、豊富なノウハウを持つ民間企業が伴走支援する。
就職情報大手のマイナビが今年2月に実施したインターンシップの開催形式を尋ねた調査によると、約4割がウェブ形式のインターンシップのみに参加している。ウェブ形式に参加した経験が多いと回答した人と合わせると約8割に迫った。
オンラインインターンシップを巡っては、学生は移動せずに希望する企業のインターンシップに参加でき、地方の中小企業にとっても自社の認知度を全国に広める機会になる。一方で、県内では実践例が少ないことから支援事業の構築を決めた。マイナビに業務委託し、オンラインインターンシップのプログラム作成支援や学生募集などに取り組んでもらうという。
29日まで参加事業者を募集している。県は15社程度を採択する予定で「好事例がほかの中小企業にも広がってほしい」(雇用労政課)と期待する。問い合わせはマイナビ福島支社(電話024・991・6636)へ。
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