来春の県立高「特色選抜」コロナ配慮 要件、実績や資格に限定せず

 

 県教委は14日、来春の県立高校入試について各校の選抜方法を発表した。新型コロナウイルスの影響で大会やコンクールに出場できなかったり、資格取得試験を受けられなかったりした生徒が不利益を被らないよう、出願要件を大会実績や資格取得などのみに限定しないようにする。

 前期選抜の「特色選抜」の定員割合は【表(上)】の通り。各校が5~80%程度の定員枠を設け「志願してほしい生徒像」や試験方法などを示した。

 志願してほしい生徒像では、あさか開成がSDGs(持続可能な開発目標)への取り組み、喜多方が「英検準2級以上」などの英語学習、来年度から「福祉コース」を導入する勿来が福祉分野(特に高齢者介護)への明確な進路希望を示すなど、各校の独自性を打ち出した。ふたば未来は「特色選抜枠」を35%から45%程度に、小高産業技術は15%から25%程度に増やした一方、郡山北工は40%から20%程度に半減した。

 統合によって来春開校する5校の募集定員と特色選抜枠は【表(下)】の通り。10~50%程度の特色枠を設け、白河実は全学科で50%程度とした。

 選抜方法は今後、募集定員の変更や県立高校入学者選抜実施要綱の内容などにより一部変更される場合がある。各校の選抜方法は県高校教育課のホームページで公表している。