和紙を使った素材でオーダージャケット 本宮三東スーツ発売

 
和紙を使った素材で仕立てたオーダーメードジャケットを披露する佐藤社長(左)と根本社長

 本宮三東スーツ(本宮市)は15日、和紙を使った素材で仕立てたオーダーメードジャケットを発売した。天然素材100%で、化学繊維などの脱化石燃料の動きが広まる中、環境に配慮したジャケットとして注目が集まる。

 オーガニックコットンを68%、針葉樹を原料にした和紙を32%使用した。同社によると、和紙を使った衣類の中でも、オーダーメード式のジャケットは全国でも珍しい。素材は繊維業のトスコ(東京都)が提供し、本宮三東スーツが縫製技術を駆使して仕立てた。軽い着心地で、通気性や調湿力に優れているという。来春にも和紙100%のオーダーメードジャケットを発売する予定だ。

 ジャケットを取り扱う同社直営の佐藤洋服店(本宮市)で発表会が開かれた。佐藤恵一社長は「持続可能な社会の実現に向け、和紙の素材が持つ可能性は大きい」、トスコの根本圭司社長(いわき市出身)は「環境に配慮した素材を生産していきたい」と話した。

 ジャケットは1着3万8500円で、色はナチュラル、ブラック、ネイビーの3色。男女用があり、体形に合わせて仕立てる。問い合わせは佐藤洋服店(電話0243・33・3222)へ。