福島の60代、なりすまし680万円被害 「ウイルス被害を補償」

 

 14日午後、福島市の60代男性から「金融会社を名乗るメールや男などの話を信じ、680万円を振り込んでしまった」と福島署に届け出があった。同署は「なりすまし詐欺」事件とみて調べている。

 同署によると、5日、男性の携帯電話に金融会社名で「利用料金についてのお知らせ。本日中に連絡してほしい」とのメールが届いた。男性がメールに記載された番号に電話をかけると、電話に出た男から「未納料金の調査費として10万円と、追加費用として70万円を支払ってもらう必要がある」と言われ、指定された口座に現金を振り込んだ。

 その後、男からセキュリティー会社に電話するように指示され「あなたの携帯電話からウイルスが出て、ほかの会社にも被害が出ている。被害は数千万円になっているが、600万円を支払えば全額補償される」と言われ、男性は複数回にわたり、ATMで現金を振り込んだ。

 男性は家族に相談し、被害に気付いたという。