「にゃん旅車両」出発 会津鉄道開業35周年、らぶ駅長ら車体に

 
ラッピング車両の完成を祝う「らぶ」と小林駅長(左)、明坂さん

 会津鉄道(会津若松市)は16日、同市の会津鉄道芦ノ牧温泉駅で開業35周年記念式典を行った。関係者のほか多くの地元住民や鉄道ファンが訪れ、節目を祝った。式典に合わせ、記念事業として制作された同駅のねこ駅長「らぶ」などをデザインしたラッピング車両がお披露目された。

 ラッピング車両は、福島中央テレビなどが製作した今夏公開の映画「劇場版にゃん旅鉄道」がモチーフ。らぶ、初代名誉ねこ駅長「ばす」、施設長「ぴーち」、アテンダント「さくら」のイラストが描かれている。

 式典では鈴木重敏社長が「地域住民や観光客への感謝を込め、日本一のローカル鉄道になれるよう頑張っていく」と語り、関係者とくす玉を割って節目を祝った。同駅の小林美智子駅長があいさつ。鈴木社長が、さくら役で映画に出演する声優の明坂聡美さんを一日アテンダントに、地元大戸中の遠藤愛さんを一日駅長に任命した。

 明坂さんと遠藤さんが映画のテーマにちなみ「春夏秋冬、出発進行」と宣言し、関係者がラッピング車両に乗り込んだ。

 会津鉄道は1987(昭和62)年7月、県や会津の市町村などが出資する第三セクターとして開業した。