オンライン介し生徒会意見交換 「サミット」に17中学校が参加

 
タブレット端末を活用し、オンラインで県内の中学校の生徒会をつないだ「生徒会サミット」の様子=福島市・福島大付中

 県内の中学校の生徒会がオンラインで意見を交わす「生徒会サミット」が14日開かれた。国のGIGAスクール構想で1人1台のタブレット端末が整備されたことを受け、「端末の安全・安心な利活用」をテーマに各校の代表者が有効性や課題、活用方法などを考えた。福島大付中生徒会の主催。

 3月に各中学校の生徒会などが参加したオンラインの「いじめ防止子どもサミット」が開催された際に、生徒が主体的に考える好機となった上、オンラインの有用性も確認された。そのためテーマを変えて2度目の開催が企画された。今回は中学校17校から生徒約80人が参加した。

 中学校では、端末を使った学習の有効性が確認されている一方で、さまざまなサイトへの接続や、生徒同士のやりとりなど心配な事例が生じているという。サミットでは〈1〉生徒会活動での端末の利活用〈2〉各校で生じた問題と解決策や予防策―について7グループに分かれて協議し、発表した。〈1〉ではアンケートや情報発信での活用例が多かった。〈2〉では生徒の中には学習目的以外に端末を利用したり、歩きながら端末を操作する「歩きタブレット」などが問題になっているとの報告があった。生徒たちは各校のルールや解決策などを共有し、各生徒会で生かしていくことを確認した。

 福島大付中生徒会の大宮彩和子会長(3年)は「オンラインで新たな交流が生まれ、同世代の考えや意見を聞くことができた。学んだことを生徒会活動に生かしたい」と語った。全体の進行役を務めた八木沼愛莉副会長(同)は「時間の管理に気を使い、スムーズに進行できた」と振り返った。