大しめ縄、6年ぶり奉納 喜多方・新宮熊野神社、重さ約1トン

6年ぶりに奉納された大しめ縄=18日午後、喜多方市・新宮熊野神社
国指定重要文化財「長床」がある喜多方市慶徳町の新宮熊野神社で18日、鳥居の大しめ縄が6年ぶりに更新された。地域住民が伝統を守ろうと、力を合わせて新しい大しめ縄を奉納した。
大しめ縄は長さ約5.4メートル、重さ約1トン。地元の慶徳町新宮行政区の住民が総出で、2日がかりで謹製した。この日は行政区から約50人が参加。建設機械で大しめ縄を持ち上げ、高さ約7メートルの鳥居に3時間かけて取り付けた。
大竹広幸区長は「大しめ縄の奉納はこの地区に代々受け継がれており、無事に奉納できて安心した」と表情を緩め、多くの参拝客が訪れることを期待した。
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