福島県、新型コロナ522人感染 58日ぶりに病床使用率30%超

 

 県は19日、県内で新たに522人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。病床使用率は34.4%となり、5月21日以来58日ぶりに30%を上回った。県内の感染確認は延べ7万2558人となった。

 入院者数は重症者1人を含む258人。446人が宿泊療養、3320人が自宅療養している。328人が療養先を調整している。270人の療養を解除した。

 522人の市町村別内訳は、いわき市107人、郡山市90人、福島市78人、南相馬市34人、須賀川市29人、会津若松市28人、二本松市26人、本宮市12人、白河市、田村市各11人など。県外5人。220人の感染経路が分かっていない。保健所の医師の判断で感染者とみなす「みなし陽性」は4人で、計2291人となった。

 知事「一層の注意を」

 内堀雅雄知事は19日の定例記者会見で、県内の新型コロナウイルスの感染状況について、オミクロン株の派生型「BA・5」や「BA・4」への置き換わりが進み「今後、より悪化していく可能性がある。一層の注意が必要だ」と述べ、感染症対策と熱中症予防の両立を改めて求めた。県内感染者数は1日から18日連続で前週の同じ曜日を上回るなど急拡大している。

 内堀知事は「日に日に指標も悪くなっている状況で、まさに県内は第7波の中にある」と危機感を示した。また、病床や宿泊療養施設の確保に加え、陽性者の入院先が決まるまで一時的に治療する「入院待機ステーション」について「運用再開に向けて準備を進めている」と明らかにした。

■福島県内の新型コロナウイルス発生状況