小学館ライトノベル大賞に郡山出身・四季大雅さん、デビュー作

 
大賞受賞を報告した四季さん

 郡山市出身の作家四季大雅さん(本名非公表)のデビュー作「わたしはあなたの涙になりたい」が第16回小学館ライトノベル大賞で大賞を受賞した。大賞受賞作が出るのは5年ぶり。20日に小学館ガガガ文庫から刊行された。

 作品は、全身が塩に変わって崩れていく奇病「塩化病」で母親を亡くした少年が一人の少女と出会う恋物語。郡山市が主な舞台で、郡山うねめまつりや猪苗代湖、阿武隈川なども描かれている。

 小学館ライトノベル大賞は、小学館主催の公募新人文学賞。1419作品の応募があり、アニメ監督の磯光雄さんらが審査した。四季さんの受賞作は全国の書店で販売されている。価格は704円。

 四季さんは20日、郡山市役所に品川萬里市長を表敬訪問し、「青春時代を過ごした郡山を舞台にした思い入れのある作品。ぜひ読んでほしい」と話した。

 小学館ガガガ文庫編集部の星野博規編集長と担当編集者の浜田広幸さんが同行した。