只見線全線復活への「足音」 不通区間試運転、会津川口-只見間

 
JR只見線の不通区間で始まった列車の試運転。第7只見川橋りょうなどを走った=金山町(会津善和さん提供)

 2011(平成23)年7月の新潟・福島豪雨で甚大な被害を受けたJR只見線が10月1日に全線で運転を再開するのを前に、今も不通区間となっている会津川口―只見間(27.6キロ)で20日、列車の試運転が始まった。11年ぶりに不通区間を列車が走った。

 本県と新潟県を結ぶ只見線は、豪雨で橋が流されるなどの被害を受けた。不通区間の主な設備の復旧工事が終了し、JR東日本は9月まで試運転を継続して安全な走行などを確かめる。

 20日は2両編成の列車が会津川口―只見間をゆっくりと走った。東京都から撮影に訪れた鉄道写真家の会津善和さん(75)は「豪雨災害からこれだけ復旧してきて、走りを見た時は感無量だった。10月の本番も楽しみです」と話した。