ミキサーに巻き込まれ重傷の64歳男性死亡 双葉の中間貯蔵施設

 

 環境省福島地方環境事務所は21日、双葉町の中間貯蔵施設の受け入れ・分別施設で6月、ミキサーの刃に下半身を巻き込まれて重傷を負った浪江町の会社員の男性(64)が21日午前、死亡したと発表した。同省は死因を明らかにしていない。県内の病院で治療を受けていたが、容体が急変したという。中間貯蔵施設での死亡事故は2019年10月以来、3件目。

 同省は今後、大熊、双葉両町と県、地元住民、学識経験者でつくる中間貯蔵施設環境安全委員会を開き、原因などを共有する。受注者には安全確認の指導を徹底するなど再発防止を図る。

 同省によると、男性は6月10日午後11時50分ごろ、停止しているミキサーの清掃中に、何らかの原因で動き出したミキサーに下半身を挟まれ、左太ももの骨を折るなどの重傷を負った。作業は2人一組で行っており、当時は約20人で作業に当たっていたという。

 ミキサーは仮置き場から運ばれた土を細かく砕く機械。既に再稼働している。